メディカル・データ・ビジョンの2020年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益は123.1％増の2.28億円となった。通期は11.9％増の9億円を計画しており、進捗率は25％となっている。

データネットワークサービスにおいて、DPC分析ベンチマークシステム「EVE」の導入数が12月の802病院から790病院。病院向け経営支援システム「Medical Code」の導入数は12月の281病院から273病院となった。

データ利活用サービスでは、製薬会社向けに大規模診療データベースを用いた調査・分析サービス等が順調で25.2％増となった。

医療関連業界では、医療ビッグデータが注目される中、大規模診療データベースは実患者数が12月の2984万人から3098万人となった。

新型コロナウイルスによる影響は、現時点で観測されていないとしている。

メディカル・データ・ビジョンの株価は18円高の850円で推移している。