注目銘柄
2020/5/13 11:18
(4061) デンカ 20年3月期経常利益は8.5%減 21年3月期は3.4%減を計画
デンカの2020年3月期経常利益は8.5%減の300億円となった。通期は2.5%減の320億円を計画しており、計画より20億円下回った。一部製品で原材料価格の下落に応じた販売価格の見直しや米中貿易摩擦・新型コロナウイルスの影響による需要減、ヘルスケア分野での将来に向けた先行投資などで減益となった。
セグメント別では、エラストマー・樹脂部門の利益は23%減の109億円。クロロプレンゴムの需要減少やスチレンモノマーなどで原材料価格の下落に応じた販売価格の見直しが影響した。
電子・先端プロダクツは5.3%増の124億円。球状アルミナや高純度伝導性カーボンブラックなど車両電動化関連製品や電子回路基板、高信頼性放射熱プレートなどが好調に推移した。
ワクチンや診断薬などのライフイノベーション部門は10.5%増の69億円。デンカ生研の試薬が国内、輸出ともに好調に推移。インフルエンザワクチンの出荷も前年を上回った。
2021年3月期は3.4%減の290億円を計画する。業績予想は、新型コロナウイルスの影響が第2四半期以降、徐々に収束に向かい、第3四半期以降に正常化することを前提としている。
デンカの株価は19円高の2685円で推移している。
セグメント別では、エラストマー・樹脂部門の利益は23%減の109億円。クロロプレンゴムの需要減少やスチレンモノマーなどで原材料価格の下落に応じた販売価格の見直しが影響した。
電子・先端プロダクツは5.3%増の124億円。球状アルミナや高純度伝導性カーボンブラックなど車両電動化関連製品や電子回路基板、高信頼性放射熱プレートなどが好調に推移した。
ワクチンや診断薬などのライフイノベーション部門は10.5%増の69億円。デンカ生研の試薬が国内、輸出ともに好調に推移。インフルエンザワクチンの出荷も前年を上回った。
2021年3月期は3.4%減の290億円を計画する。業績予想は、新型コロナウイルスの影響が第2四半期以降、徐々に収束に向かい、第3四半期以降に正常化することを前提としている。
デンカの株価は19円高の2685円で推移している。