資生堂の2020年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益は84.7%減の60億円となった。7.6%増の1170億円としていた通期業績予想は新型
コロナウイルスの影響で取り下げ、未定とした。新型
コロナウイルスの影響で消費者の外出自粛や小売店の営業時間短縮・臨時休業、
インバウンド需要の減速などから減益となった。
セグメント別営業利益では、日本事業は64.4%減の81億円、中国事業は59.3%減の53億円、米州は▲45億円から▲89億円に赤字幅が拡大、欧州は▲19億円から▲65億円に赤字幅が拡大した。
資生堂の株価は118円高の6621円で推移している。