注目銘柄
2020/4/30 17:20
(6594) ニデック 20年3月期営業利益は14.6%減 21年3月期は13.3%増を計画
日本電産の2020年3月期営業利益は14.6%減の1103億円となった。通期は1400億円を計画しており、計画より297億円下回った。為替の影響で約77億円の減益や、需要が拡大しているトラクションモーターシステムなどの開発や先行投資で140億円の追加費用、買収に係る一時費用の増加による約30億円などが影響した。
精密小型モーターの営業利益は17.3%減の451億円。HDD用モーターの販売数量減少などが影響した。
車載の営業利益は31.7%減の224億円。需要が拡大しているトラクションモーターシステムなどの開発や先行投資で140億円の追加費用を計上したことなどが影響した。
家電・商業・産業用の営業利益は1.1%増の344億円。エンブラコ買収やコスト削減効果などが寄与した。
2021年3月期は13.3%増の1250億円を計画する。
新型コロナの現状認識では、生産は中国・日本でコロナ禍前の水準までほぼ完全回復、欧米では6割強の回復、アジアではフィリピン・マレーシア・インドは低位水準も、タイ・ベトナム・インドネシア・台湾・韓国はほぼ完全回復としている。販売は、各国統制による経済活動の停滞によって一部の商談遅れなどが発生。開発は、国内外の開発センターで防疫体制を徹底強化し、在宅業務などリモートワークも積極導入としている。
日本電産の株価は388円高の6286円で推移している。
精密小型モーターの営業利益は17.3%減の451億円。HDD用モーターの販売数量減少などが影響した。
車載の営業利益は31.7%減の224億円。需要が拡大しているトラクションモーターシステムなどの開発や先行投資で140億円の追加費用を計上したことなどが影響した。
家電・商業・産業用の営業利益は1.1%増の344億円。エンブラコ買収やコスト削減効果などが寄与した。
2021年3月期は13.3%増の1250億円を計画する。
新型コロナの現状認識では、生産は中国・日本でコロナ禍前の水準までほぼ完全回復、欧米では6割強の回復、アジアではフィリピン・マレーシア・インドは低位水準も、タイ・ベトナム・インドネシア・台湾・韓国はほぼ完全回復としている。販売は、各国統制による経済活動の停滞によって一部の商談遅れなどが発生。開発は、国内外の開発センターで防疫体制を徹底強化し、在宅業務などリモートワークも積極導入としている。
日本電産の株価は388円高の6286円で推移している。