第3四半期の4－12月売上は1022億円、営業利益は256億円、純利益は193億円となった。収益認識基準を変更しているため、増減率の記載はないが、日経の事前予想売上1010億円や営業利益250億円を若干上回っている。通期売上は1353億円、営業利益は325億円、純利益は246億円と開示した。市場コンセンサスを若干下回っているが、期末配当を320円とし、前期年間配当の322円から411円へ大幅増配となることは評価できる。

また通期の出荷額は1406億円の予想となっている。第3四半期までの出荷額が993億円である事から第4四半期に相当な伸びが期待出来る。売上高の計上基準が製品出荷から取引先の検品完了に変わっているため、上振れ期待は継続する。