注目銘柄

    AI画像診断の関連株 注目は2019年夏か?
    人工知能(AI)画像診断関連株が2019年夏に注目されるかもしれない。

    日本経済新聞によると、医療において、AIの画像診断の正確さが熟練の医師に匹敵するまでになった。大量の画像を見て判断を下さなければならない医師の業務を肩代わりしてもおかしくないという。

    一方で、現在の医療法は、医療行為を行うのは医師に限ると定めている。診断にAIを利用しても、最終的な判断には人間の医師が責任を負わなければならない。また、現在の医療機器は、承認時に性能評価が必要で、機能が変わる時には再度評価し直す必要がある。そのため、新たなデータを学習して機能を更新できるAIの場合、承認手続きが煩わしいという。

    厚生労働省は、保険医療分野でAIを活用するための施策を検討中で、画像診断装置に関して現状制度をどう見直すかを議論している。2019年夏にも方針を決めるとしていることから、AIの画像診断関連株が注目される可能性もある。


    3653モルフォは、ディープラーニング(深層学習)を中心とした画像認識技術を開発。監視カメラドローンにも組み込まれ、ライセンス収入を得るビジネスモデル。SRLとは臨床検体検査分野への画像処理技術の応用で業務提携している。

    9651日本プロセスは、画像認識、AI、IoTなどの技術を武器に、医療、航空/宇宙建設機械など新たな分野への展開にも注力。医療用画像処理技術を持つTrenaser社と資本業務提携。注力分野である医療分野の事業拡大を目指している。

    3905データセクションは、AI技術による地域包括医療と介護支援システムがNEDOによる公募案件に採択。遠隔医療AIを活用した地域包括ケア支援の実現を目指す。医療機器・福祉機器・ウエアラブル端末をネットワーク化し、被介護者や介護現場に係るデータを収集。AI技術で解析することで、各種症状の早期発見などの予防や医療・介護の業務量軽減につなげる。

株式情報更新 (11月23日)


会員ログイン

パスワードを忘れてしまった場合

申込みがまだの方