三菱ＵＦＪ銀行が、ビリングシステムが提供するスマートフォン決済アプリ「ＰａｙＢ（ペイビー）」の取扱を開始する。さらに政府がＱＲコード決済基盤を提供する事業者に補助金を供与、中小小売店には決済額に応じて時限的な税制優遇を検討するが、報道当日は一時7000円大台をつけたものの、株価は行ってこいとなっていた。株価の足取りはじゃじゃ馬並みで、一瞬にして居所を変えるが、マザーズには底入れ期待があり、キャッシュレス社会では本命の一角と見られる。

12月通期営業利益を1億7000万円から2億7500万円、純利益を9500万円から1億7100万円へ上方修正しており、増配も実施することから長期資金も流入しやすい。当初目標の7000円は達成したが、キャッシュレス社会はテーマ性を強めており、次の大台8000円も視野に入りそうだ。