ダウ平均は4日続伸。スターゲート計画で急伸した銘柄には売りが出ているが、景気敏感株が買われている。キャタピラー、ボーイング、ウォルト・ディズニーなどが高い。米10年債利回りは再び4.64％台に上昇しており、ハイテク株の売りの切っ掛けとなったようだ。

トランプ大統領はダボス会議にオンラインで出席し、関税を引き下げるには、米国内で製造する必要があると述べた。ＦＲＢに対しては、即時金利引き下げを要求した。また、サウジとＯＰＥＣに石油価格の引き下げを要請し、原油価格は急落した。

新規失業保険申請件数は22万3000件と、市場予想（22万1000件）を上回った。失業保険継続受給者が189万9000人とほぼ3年ぶり高水準に達し、労働市場への懸念から、ドルが売られ1ドル＝155円台後半の円高となっている。