（4576）デ・ウエスタン・セラピテクス研究所（DWTI）と（4461）第一工業製薬が、ドライアイ治療薬の共同研究を開始したことを発表し、急騰している。両社の強みを生かし、2200万人以上といわれる患者数の増加に対応する新薬の創製を目指す。

DWTIと第一工業製薬は、ドライアイ治療薬の創製に向けた探索研究を共同で実施する。第一工業製薬は115年の歴史で培った合成技術を基盤とした創薬技術を活かし、化合物の合成を担当。一方、DWTIは眼科領域での評価技術を駆使し、薬効薬理試験などを行い、新規化合物のドライアイ治療薬としての可能性を検証する。

DWTIは「日本発の画期的な新薬を世界へ」をビジョンに掲げるバイオベンチャーで、キナーゼ阻害剤の創製に強みを持つ。一方、第一工業製薬は「工業用薬剤の首位」と称される化学素材メーカーで、独自性とユニークさで評価される「ユニ・トップ」企業として知られている。

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