ユニチカは、2024年11月28日、地域経済活性化支援機構による再生支援を受けることを発表した。

・再建支援の概要
　機構に対し約200億円のC種種類株式を第三者割当増資
　取引金融機関に約430億円の債権放棄を要請
　機構から最大150億円、三菱UFJ銀行から最大90億円の融資枠設定

・事業再生計画のポイント
　不採算事業からの撤退を含む抜本的な構造改革
　事業規模を約半減し、2030年3月期に売上高約700億円、営業利益約65億円を目指す
　高分子事業を中心に付加価値の高い製品の販売拡大

機構の支援を受け、財務体質の改善と事業構造の抜本的な見直しを進める。2028年3月期には全事業で黒字化を目指す。また、2030年3月期には売上高約700億円、営業利益約65億円まで回復させることを目標としている。