注目銘柄

    ニッチ分野の半導体関連企業
    リオン(6823)のような、補聴器メーカーでありながら半導体製造に必要なクリーン環境管理装置も手掛ける企業で、ニッチな分野で高い技術力を持つ企業にも注目が集まる可能性がある。半導体の製造現場では、シリコンウェハーに浮遊粒子が付着することで、歩留まりが大幅に低下するため、パーティクルカウンタによる清浄度管理が不可欠だ。クリーンルームに欠かせない製品で、半導体向け液中微粒子計測器は世界2強の実力。

    フジミインコーポレーテッド(5384)は半導体研磨材の大手で、シリコンウエハー用の研磨材「CMPスラリー」で世界首位を誇る。150億円を投じて、日本と米国、台湾で半導体デバイスの製造工程で使う研磨剤の工場やラインを新設し、2026年をめどに生産能力を3割増強する。過去最大規模の投資で、29年3月期までに5割まで高める計画だ。

    日本高純度化学(4973)は半導体向け貴金属メッキ薬品を製造する。最先端の電子機器産業の中でも「貴金属めっき工程」のみのニッチな分野に絞り込み、プリント基板、パッケージ基板、コネクター及びリードフレーム等の電子部品の接続部位に使用される貴金属めっき薬品に特化している。

株式情報更新 (11月27日)


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