パークシャは、主に自然言語処理、画像認識、機械学習/深層学習技術に関わるアルゴリズムソリューションを展開している。パートナー企業・大学との共同開発も行っており、「PKSHA Enterprise AI」で蓄積した知見・データを「PKSHA ReSearch」に活用、2つの事業の循環を生むことで、研究・製品品質を向上させている。

急拡大する生成AI市場を追い風に、チャットボットなど高利益率のストック型サービスであるAI SaaS事業で事業を拡大させてきた。

PKSHA LLMSを活用し、弁護士ドットコムの法務領域に特化した「リーガルブレイン」の開発に生成AI活用を技術支援する。また、クラウドワークスと提携し、対話型AIを活用した生産性向上や、未来における人材活用に根差したデータ活用基盤の構築に関して、包括的な事業提携を進めるなど、裾野が拡がっている。

長い間株価は低迷していたが、今年に入り思い出したようにＡＩ関連で覚醒し、2018年の最高値8365円を目指す動きが期待される。