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2023/1/13 10:29
富士フイルムとCO2資源化研究所(UCDI社)は、二酸化炭素を主原料に有機物を産生する水素酸化細菌の量産化技術開発に関する共同研究契約を締結した。UCDI社独自の水素酸化細菌「UCDI水素菌」を大量培養し、アミノ酸の一種であるアラニンを効率的に産生する量産化技術を両社で開発する
水素酸化細菌は、二酸化炭素を栄養源として取り込み、速いスピードで増殖しながら有機物を産生する微生物。有機物の生産プロセスにおいて二酸化炭素を吸収することで、二酸化炭素の排出量よりも吸収量が多いカーボンネガティブが可能となることから、喫緊の課題である脱炭素社会の実現に向けた有用な手段の一つとして期待されている。
アラニンは、食品や飼料、化粧品のほか、細胞培養に必要な培地など幅広い製品に利用され、今後も需要拡大が見込まれている。2025年末までに細菌の能力を高め、大量生産方法を確立する。
水素酸化細菌は、二酸化炭素を栄養源として取り込み、速いスピードで増殖しながら有機物を産生する微生物。有機物の生産プロセスにおいて二酸化炭素を吸収することで、二酸化炭素の排出量よりも吸収量が多いカーボンネガティブが可能となることから、喫緊の課題である脱炭素社会の実現に向けた有用な手段の一つとして期待されている。
アラニンは、食品や飼料、化粧品のほか、細胞培養に必要な培地など幅広い製品に利用され、今後も需要拡大が見込まれている。2025年末までに細菌の能力を高め、大量生産方法を確立する。