ＥＮＥＣＨＡＮＧＥ（エネチェンジ）は、ＥＶ充電事業の急激な成長拡大に伴う資金需要に対し、三井住友銀行や地方銀行などと総額15億円のシンジケーション型コミットメントライン契約を締結した。ＥＶ充電事業における借入を含む累計調達額は約21億円となるＥＮＥＣＨＡＮＧＥは、1年足らずで日本全国に1467台の受注を達成しており、目標として掲げる2023年第2四半期までに3000台の受注に対しても早期達成ができる見込みが立っている。

最近ではUSEN NETWORKSと、ＥＶ充電器の設置拡大で協業すると発表した。新ＥＶ充電ブランド「ENECHANGE EV CHARGE」で、2027年までに最大300億円を投じ、国内で3万台のＥＶ普通充電器の設置を目標に掲げている。国の補助金制度に独自の導入支援金を上乗せし、導入する施設・駐車場オーナーは実質無料でＥＶ充電器を設置出来る。当初のパートナーは50社程度だが、3万台設置に向け500社との提携を模索していた。