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2022/8/24 10:32
(4502) 武田薬品工業 デング熱ワクチンQDENGA(TAK-003)が、インドネシアで承認
武田薬品工業は、デング熱ワクチンQDENGA(TAK-003)が、インドネシア国家医薬品食品管理庁により、4種すべてのデングウイルス血清型により引き起こされるデング熱の予防を目的に、6歳から45歳を接種対象として承認された、と発表した。デング熱ワクチン(TAK-003)は、グローバル臨床第3相試験において4年半にわたり継続してデング熱の予防効果を示しており、デングウイルス感染症による入院を84%、デング熱の発症を61%抑制し、かつ重要な安全性リスクは特定されなかった。
デング熱は蚊が媒介するウイルス性疾患であり、発生地域が125カ国以上に拡大している。インドネシアには東南アジアでのデング熱感染者のほぼ半数が集中しており、2022年上半期だけでもインドネシアではデング熱の感染者が6万3000人を超え、34州の455都市で600人近くが死亡したと、報告されている。TAK-003は現在、欧州およびデング熱流行国での承認をめざし規制当局にて審査中となっている。
デング熱は蚊が媒介するウイルス性疾患であり、発生地域が125カ国以上に拡大している。インドネシアには東南アジアでのデング熱感染者のほぼ半数が集中しており、2022年上半期だけでもインドネシアではデング熱の感染者が6万3000人を超え、34州の455都市で600人近くが死亡したと、報告されている。TAK-003は現在、欧州およびデング熱流行国での承認をめざし規制当局にて審査中となっている。