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2022/7/12 10:28
中越パルプ工業は、セルロースナノファイバー(CNF)の「nanoforest」を使用した新たな農業資材の法人向け試験販売を開始した。中越パルプと丸紅は筑波大学と共同研究を開始し、葉面感染を原因とする病害に対して、CNFが有益な効果を示すメカニズムを解明した。CNFを植物葉面に散布することで微細なセルロース繊維の網(防菌ネット)が葉表面を覆い、病原菌の侵入から植物の葉表面を守る物理的防除資材となっている。
「nanoforest」は、薬品を加えることなく、水の力を用いて木質繊維(パルプ)を微細化したセルロースナノファイバーで、両親媒性により病原菌に葉表面であることを認識させない「カモフラージュ効果」で病原菌の侵入を防ぐ。中越パルプは、セルロースナノファイバーを使用した鶏舎環境改善資材なども販売している。
「nanoforest」は、薬品を加えることなく、水の力を用いて木質繊維(パルプ)を微細化したセルロースナノファイバーで、両親媒性により病原菌に葉表面であることを認識させない「カモフラージュ効果」で病原菌の侵入を防ぐ。中越パルプは、セルロースナノファイバーを使用した鶏舎環境改善資材なども販売している。