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2022/7/11 10:41
(6201) 豊田自動織機 カーエアコン用電動コンプレッサーを増産
豊田自動織機は、世界的に進展する自動車の電動化を背景にしたカーエアコン用電動コンプレッサーの需要拡大に対応するため、東浦工場および中国子会社TACKの加工ライン、刈谷工場の組立ラインで能力増強を行い、グローバルで1000万台の生産体制を構築する。東浦工場は、現工場を約2倍に拡張して電動コンプレッサー部品専用の加工ラインを新設し、22年10月から生産を開始する。
電動コンプレッサーの世界市場は急速に伸長しており、21年度1000万台から23年度2000万台へと拡大する見通しとなっている。豊田自動織機は、電動コンプレッサーのグローバルシェア50%、販売台数1000万台を目指す。EV向けコンプレッサーは車室内だけでなく電子機器の冷却も担うため、高い冷房能力が求められている。EVは暖房にエンジンの廃熱を利用できないため、コンプレッサーを駆動させるヒートポンプ式暖房の採用が広がっている。新型電動コンプレッサー「ESH34」は、トヨタ新型BEV「bZ4X」に採用された。
EVにおいて電池の温度調整は、航続距離や充電時間、電池寿命を左右する技術であり、コンプレッサーが重要な役割を持つため、コンプレッサーの大容量化と、耐久性能の更なる向上に取り組む。
電動コンプレッサーの世界市場は急速に伸長しており、21年度1000万台から23年度2000万台へと拡大する見通しとなっている。豊田自動織機は、電動コンプレッサーのグローバルシェア50%、販売台数1000万台を目指す。EV向けコンプレッサーは車室内だけでなく電子機器の冷却も担うため、高い冷房能力が求められている。EVは暖房にエンジンの廃熱を利用できないため、コンプレッサーを駆動させるヒートポンプ式暖房の採用が広がっている。新型電動コンプレッサー「ESH34」は、トヨタ新型BEV「bZ4X」に採用された。
EVにおいて電池の温度調整は、航続距離や充電時間、電池寿命を左右する技術であり、コンプレッサーが重要な役割を持つため、コンプレッサーの大容量化と、耐久性能の更なる向上に取り組む。