通期売上を1兆1150億円から1兆0080億円、営業利益を1060億円から370億円、最終損益を150億円の黒字から300億円の赤字へ下方修正した。想定よりも
緊急事態宣言の発令期間が延長され、運輸収入の回復の立ち上がり時期が遅れており、7月末に続き2度目の下方修正で赤字転落となった。ビジネス利用が戻らず
新幹線利用客の落ち込みが大きい。
また岐阜県の
リニア中央
新幹線瀬戸トンネルの工事現場で崩落事故があり、作業員2人が死傷した。トンネル工事は崩落事故が相次いでおり、工法に問題があるとされており、赤字転落の決算発表日に間の悪いこととなった。