武田薬品と米モデルナ、厚労省の三者間でモデルナの新型
コロナワクチン「mRNA-1273」を、2021年前半より、5000万回の接種分を輸入することで合意している。武田は国内で
承認申請を行い、承認取得後に供給を始める予定。モデルナからワクチン最終製品の提供に加え、臨床開発および製造販売
承認申請に関する支援も受ける。
武田はノバックスからもワクチン製造技術の移転を受け、年間2億5000万回分のワクチン生産能力を整える。厚労省とAMED(日本医療研究開発機構)から両ワクチンの日本国内の開発・供給するための助成を受けることも決まっている。