マンダムは通期経常利益を19.5億円から▲3.5億円に下方修正した。新型コロナウイルスの影響を第2四半期頃までと見込んでいたが、下期の国内外で化粧品需要の落ち込みが鈍く、インドネシアなど東南アジアでの収束が見通せないことから下方修正した。

また、2021年3月期第2四半期(4-9月)の経常利益は76.4％減の12億円となった。4-6月の50.4％減より悪化した。

セグメント別では、日本の営業利益は51.2％減の14億円。男性事業、女性事業とも大幅減収となった。

インドネシアの営業利益は▲7.19億円(4-6月は▲1.96億円)。大規模洪水や新型コロナウイルスの影響で消費低迷や経済活動に支障が出たことなどが影響した。

海外その他の営業利益は89.6％減の1.35億円。中国を中心に新型コロナウイルスの影響で営業活動が大幅に制限されたことが影響した。

マンダムの株価は20円安の1700円で推移している。