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2020/10/10 13:03
(4502) 武田薬品工業 肝疾患治療薬の開発で米アローヘッドと提携
武田薬品工業は、2020年10月9日、米アローヘッド・ファーマシューティカルズと肝疾患治療薬「ARO-AAT」の開発に向けた提携及びライセンス契約を締結したと発表した。武田薬品は3億ドル(約315億円)の契約一時金と開発・申請・販売マイルストンとして最大7.4億ドル(約777億円)を支払う。
「ARO-AAT」はa-1アンチトリプシン欠乏症による肝疾患の進行を引き起こす変異型a-1アンチトリプシン蛋白の産生を低減する目的で設計されたファースト・イン・クラスの治療薬となる可能性があり、現在は臨床第2相試験の段階にある。
承認されれば場合、米国では両社が利益を50:50の折半で共同販売する。また、武田薬品は米国外の地域での独占販売権を取得し、アローヘッドは20~25%の段階的なロイヤリティを受け取る。
a-1アンチトリプシン欠乏症は希少な遺伝子性疾患で、有病率は米国で3000人から5000人に1人、欧州では2500人に1人とされている。
武田薬品工業の株価は57円高の3712円で推移している。
「ARO-AAT」はa-1アンチトリプシン欠乏症による肝疾患の進行を引き起こす変異型a-1アンチトリプシン蛋白の産生を低減する目的で設計されたファースト・イン・クラスの治療薬となる可能性があり、現在は臨床第2相試験の段階にある。
承認されれば場合、米国では両社が利益を50:50の折半で共同販売する。また、武田薬品は米国外の地域での独占販売権を取得し、アローヘッドは20~25%の段階的なロイヤリティを受け取る。
a-1アンチトリプシン欠乏症は希少な遺伝子性疾患で、有病率は米国で3000人から5000人に1人、欧州では2500人に1人とされている。
武田薬品工業の株価は57円高の3712円で推移している。