アスクルは通期経常利益を70億円から90億円と28.6%上方修正した。eコマース市場の拡大やや感染対策商品の売上増加、
物流増加による生産性の回復で労務費や配送コストの増加を吸収したことなどが寄与した。
また、2021年5月期第1四半期(5-8月)の経常利益は105.1%増の29億円となった。4月の
緊急事態宣言以降に落ち込んでいたBtoB事業が解除後に着実に回復。手指消毒液や
マスクなど新型
コロナウイルス感染対策商品の特需などが寄与した。また、「ロハコ」も損益改善が予定通り進捗したとしている。
アスクルの株価は10円高の3665円で推移している。