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    上方修正 2020/8/4 18:46
    (6367) ダイキン工業 通期経常利益を13.3%上方修正 4-6月は38.6%減
    ダイキン工業は通期経常利益を1500億円から1700億円と13.3%上方修正した。第1四半期に経済活動再開の動きが早まったことやリモートワークによる住宅空調需要が増加した。

    第2四半期以降は、新型コロナウイルスの影響が新興国で長期化することや業務用空調で小売・飲食店、宿泊施設、オフィス向けの回復に時間がかかることを想定する。また、第2波による大規模な都市封鎖や生産・販売活動の停止は想定していない。

    また、2021年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益は38.6%減の551億円となった。

    空調・冷凍機事業は、国内業務用は店舗市場をはじめとして大きく減少、国内住宅用は在宅時間の増加や政府の給付金の影響で前期並みとなった。

    海外では、米州は米国全域での新型コロナの影響で住宅用、業務用ともに減収。中国は4月から市場が再開し、6月から本格化。6月単月の販売は前年並みに回復した。アジア・オセアニアでは4月は事業活動が停止し、5月以降緩和が進むも、住宅用では家電量販店が入るショッピングモールの閉鎖や業務用では工期の遅れや物件延期などの発生などが影響した。

    ダイキン工業の株価は165円高の18880円で推移している。

株式情報更新 (11月23日)


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