注目銘柄
2020/6/29 07:49
産業ガス大手のエア・ウォーター子会社「アエラスバイオ」は、歯髄幹細胞を用いた再生医療計画が厚労省に受理され、世界で初めて実用化する。アエラスバイオにはエア・ウォーターが70%、(3540)歯愛メディカルが30%出資している。歯髄再生治療は、不用な歯から歯髄を採取し、その中に含まれる歯髄幹細胞を培養増殖し、虫歯で神経を喪失した歯に移植することにより歯髄を再生する。アエラスバイオ社と連携する神戸市のRD歯科クリニックで治療が始まり、1か月程度で歯髄が再生され、半年から1年程度で象牙質も再生される。
抜歯費、移植費、検査費などを含めて治療費は50万円から70万円程度とされている。また関連会社の歯愛メディカルの顧客ネットワークを活用し、国内の歯科クリニックへの普及を図る。
抜歯費、移植費、検査費などを含めて治療費は50万円から70万円程度とされている。また関連会社の歯愛メディカルの顧客ネットワークを活用し、国内の歯科クリニックへの普及を図る。