ＤＮＰ（大日本印刷）は、東京都教育委員会が作成した教材の「東京ベーシック・ドリル」を用いた自宅学習支援サービスを、東京都の自治体向けに、8月31日まで無償提供する。学びのプラットフォーム「リアテンダント」で、自宅で児童・生徒が学習した結果を記録し、教員が一人ひとりの学習状況を確認できる仕組みとなっている。ＤＮＰは、幼稚園・保育園から小中高校、大学までの教育支援ビジネスに取り組んでいる。小中高校向けの学びのプラットフォーム「リアテンダント」が中心だが、大学の電子教科書配信なども手掛けている。

またオンライン診療の分野では、スマホで見る患者の静止画を医師が肉眼でみるのと近い色に調整出来る補正ソフトを開発し、オンライン診療を手掛ける企業に提供する。遠隔でも患者の状態を正確に把握するために必要な技術で、さらに高精緻な画像ソフト開発に取り組み、普及を図る。