第3四半期にあたる1−9月売上は1.5％減の2兆6353億円、営業利益は13.9％減の2503億円、純利益は6.4％減の2054億円となった。第3四半期のみ切り取ると売上は1％減の8907億円、営業利益は1％増の919億円、純利益は2％増の866億円となった。ドルは前年比5円の円高、ユーロは11円の円高で、海外事業が不振だが、国内は消費増税前の駆け込み需要で営業利益を押し上げている。

12月通期売上は3兆6200億円から3兆4900億円、営業利益は3750億円から3300億円、純利益は2900億円から2750億円へ下方修正した。9月6日までに取得した発行済み株式総数の6.8％にあたる4783万株、2000億円の自社株は、20年1月21日に全株消却する。トヨタとほぼ歩調を合わせた株価の足取りで、グローバル投資家の資金流入がありそうだ。