レシップはバス・
鉄道向けの運賃収受機器が主力事業で国内シェアは6割近い。従来型の運賃箱でもICカード決済に対応しているが、クレジットカード、
QRコードなどに対応した新型機を開発した。まず
MaaSが普及している欧州で販売を始め、アジアでも展開する。複数のバスを利用した場合、一日乗車券の料金を設定する機能もあり、ほとんどのキャッシュレス決済に対応出来る。
次世代サービスの
MaaSを強く意識しているが、市場の関心は
スマホで決済できる
MaaSアプリに集中している。読み取り装置で収益を上げられるかは不透明で、様子見としたい。レシップ HDの株価は1円安の772円。