注目銘柄
2019/3/25 09:48
JXTGとJERAが共同で、世界最大級の水素製造設備を建設する。JERAは東電と中電の折半出資で設立された火力発電会社だが、長期停止している大井火力発電所内に製造設備を備えた水素ステーションを建設する。原料となる都市ガスは「扇島都市ガス供給株式会社」が供給し、2020年の東京五輪で導入される燃料電池バスの水素供給拠点とするほか、JXTGの首都圏水素ステーションへも供給する。
JXTGのエネオス水素ステーションは4大都市圏で40ヵ所展開しており、国内シェアの4割を握る。首都圏では、神奈川県12カ所、東京都5カ所など26カ所が集中している。現在は横浜製油所で水素を製造しているが、都内で都市ガスを利用することで製造コストが下がるメリットがある。東京都は都営バスへ5台ほどのFCV(燃料電池バス)を導入しているが、東京五輪の2020年までに100台導入する目標を掲げている。今回の水素製造設備建設で、水素供給のメドが立ってくる。
JXTGのエネオス水素ステーションは4大都市圏で40ヵ所展開しており、国内シェアの4割を握る。首都圏では、神奈川県12カ所、東京都5カ所など26カ所が集中している。現在は横浜製油所で水素を製造しているが、都内で都市ガスを利用することで製造コストが下がるメリットがある。東京都は都営バスへ5台ほどのFCV(燃料電池バス)を導入しているが、東京五輪の2020年までに100台導入する目標を掲げている。今回の水素製造設備建設で、水素供給のメドが立ってくる。