大塚ホールディングスは通期営業利益を1200億円から1040億円と13.3％減、当期利益を850億円から1120億円と31.8％増に上方修正した。

営業利益は、急性片頭痛の治療薬「スマトリプタン」にかかる無形資産の減損損失230億円を計上。2017年後半に承認を取得した新薬と2018年に新たに米国で上市を予定している新薬の発売準備に関わる追加投資などを実施し減益となる見通し。

当期利益は、米国の税制改正に基づく法人税率引き下げにより、米国での繰延税金負債の取り崩しが約300億円を計上し増益となる見通し。