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2017/8/18 10:33
(8035) 東京エレクトロン 過去最高利益更新で、時間外取引で米アプライドマテリアルが上昇
半導体製造装置最大手の米アプライドマテリアルの5-7月売上は33%増の37億4400万ドル、純利益は83%増の9億2500万ドルとなり、四半期として過去最高を記録した。終値は43.12ドル(-1.34)と3%下落していたが、時間外取引では44.75ドル(+1.63)と3.7%上昇している。これを受けての上昇だが、14175円から13115円まで大きな窓を空けており、上昇中の25日移動平均が下支えとなり、窓埋め回避が再騰の条件。
7735SCREEN HDも7370円(+100)と反発している。こちらは7200円が支持線として固まりつつあり、来月あたりには5月高値(8930円)からの三角保ち合いが完成しそうだ。
【東京エレクトロンの業績】4−6月売上は59.8%増の2363億円、営業利益は2.5倍の547億円、純利益は3.2倍の412億円となった。概ね計画通りの進捗で、業績予想は据え置いた。データ通信量の増大に伴い、データセンター向けサーバーの需要が拡大し、半導体製造装置はNAND型フラッシュメモリー、DRAM、ロジック向けがいずれも好調。特にハードディスクドライブ(HDD)からソリッドステートドライブ(SSD)への移行で、3次元構造のNAND型向け投資が急増している。
直前四半期と比べると、半導体製造装置、FPD製造装置ともに減収で、営業利益も縮小しているが、高水準には違いない。NAND型フラッシュメモリーへの設備投資増加で、シリコンウエハーに溝や穴を掘るエッチング装置が拡大しており、宮城工場が完成すれば、生産能力は倍増する。これにより世界シェアも23%から30%以上を目指しており、業績モメンタムは強い。
7735SCREEN HDも7370円(+100)と反発している。こちらは7200円が支持線として固まりつつあり、来月あたりには5月高値(8930円)からの三角保ち合いが完成しそうだ。
【東京エレクトロンの業績】4−6月売上は59.8%増の2363億円、営業利益は2.5倍の547億円、純利益は3.2倍の412億円となった。概ね計画通りの進捗で、業績予想は据え置いた。データ通信量の増大に伴い、データセンター向けサーバーの需要が拡大し、半導体製造装置はNAND型フラッシュメモリー、DRAM、ロジック向けがいずれも好調。特にハードディスクドライブ(HDD)からソリッドステートドライブ(SSD)への移行で、3次元構造のNAND型向け投資が急増している。
直前四半期と比べると、半導体製造装置、FPD製造装置ともに減収で、営業利益も縮小しているが、高水準には違いない。NAND型フラッシュメモリーへの設備投資増加で、シリコンウエハーに溝や穴を掘るエッチング装置が拡大しており、宮城工場が完成すれば、生産能力は倍増する。これにより世界シェアも23%から30%以上を目指しており、業績モメンタムは強い。