株テーマ:冠水センサーの関連銘柄
国土交通省は、大雨被害を減らすため、住宅の外壁や電柱などに小型センサーを取り付け、河川氾濫や浸水を瞬時に観測する体制を構築する。設置や管理が簡単で、自治体や企業と協力し、2023年度からの5年間で1万個の配備を目指す。国土交通省は2022年8月から、500円硬貨サイズの小型センサーを使って河川の氾濫や浸水被害を速やかに把握するシステムの実証実験を行っている。
オプテックスは、冠水センサーとIoT無線ユニットを街路灯やカーブミラーなどの支柱に取り付け、道路や電気設備付近の冠水・浸水を遠隔監視する。応用地質の冠水センサー「冠すいっち」は千葉県市川市で実証実験を行っている。ユアサ商事は応用地質と、市街地の水害対策の一つとして冠水センサーを内蔵した車止め「冠水センサボラード」を開発している。