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    日銀副総裁、「金利のある世界」への移行を展望
    氷見野副総裁は、理想的な「金利のある世界」について、「成長と分配の好循環が進み、緩やかな物価上昇が定着していく中で、自然な形でゆっくりと移行していく姿」だと述べた。具体的には、企業の投資や研究開発、勤労者のスキル向上が進み、経済成長の果実が賃金や企業収益となって消費や投資に繋がる好循環を描いた。

    実質金利がマイナスの状態が続く可能性について、氷見野副総裁は「経済活動全体としては大きくなっていくわけだから、実質金利のマイナスがずっと続くことはない」との見方を示した。

    氷見野副総裁は、先週の金融政策決定会合で決定した0.5%への利上げについて、「実質金利は大幅なマイナスが続き、緩和的な金融環境は維持される」と述べ、引き続き経済活動をサポートしていく姿勢を示した。今後の政策運営については、経済・物価・金融情勢次第で、さらなる利上げと金融緩和度合いの調整を行う可能性を示唆した。

株式情報更新 (1月30日)


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