（2751）テンポスホールディングスの2025年4月期第2四半期（中間期）連結決算は、売上高が前年同期比34.5％増の230億51百万円、営業利益が同5.2％増の14億76百万円、経常利益が同3.3％増の15億83百万円、親会社株主に帰属する中間純利益が同21.4％増の11億89百万円となった。

テンポスホールディングスは、中古厨房機器の販売や飲食店経営支援、飲食店運営など、外食産業に特化した事業を展開している。飲食店の開業支援や経営効率化支援に注力し、業績拡大を目指す方針だ。

増収の主な要因は、物販事業で大手外食企業向けの売上が好調だったことや、新店オープンする中小飲食店向けの営業強化により売上高が増加したことだ。また、情報・サービス事業ではPOS販売や人材紹介・請負事業の売上が好調だった。さらに、飲食事業に回転寿司・水産卸事業を展開するヤマトサカナ株式会社が加わったことも増収に寄与した。

増益については、前期苦戦していた物販事業のインターネット販売や、情報・サービス事業のPOS販売が回復したことが要因だ。四半期純利益の増加は、2024年6月に開示した株式会社竹若の破産手続きの決定の影響によるものだという。

通期の連結業績予想については、売上高467億円（前期比26.0％増）、営業利益36億60百万円（同29.6％増）、経常利益38億50百万円（同25.4％増）、親会社株主に帰属する当期純利益24億70百万円（同25.2％増）を見込んでいる。