11月の現状判断DIは49.4となり、前月から1.9ポイント上昇した。これは市場予想の47.1を上回る結果だ。家計動向関連DIは、小売関連等の上昇により全体として改善した。一方、企業動向関連DIは製造業等の低下により下落し、雇用関連DIも低下した。
先行き判断DIは49.4で、前月から1.1ポイント上昇した。市場予想の48.5を上回る結果となった。家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIのすべてが上昇を示した
今回の調査結果から、景気ウォッチャーは「景気は、緩やかな回復基調が続いている」と評価している。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている。