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2024/11/25 10:33
三井金属鉱業は、レアメタル新溶液材料「iconos(イコノス)」を活用し、リチウムイオン電池向けの高性能ニッケルマンガン酸リチウム正極材料の開発に成功した。この新技術により、高電位領域での使用時に課題となっていたマンガン溶出やガス発生の問題を解決し、実用化への道を大きく前進させた。
ニッケルマンガン酸リチウム(LNMO)は、高い作動電位により高出力かつ高エネルギー密度を実現できる正極材料だ。しかし、高電位領域で電解液と副反応を起こし、マンガンの溶出やガス発生が懸念されていた。
三井金属は、独自開発の「iconos」を活用し、P-Ta(リン-タンタル)による被覆処理を施すことで、これらの技術的課題を克服することに成功した。iconosを用いた正極材料は、人権問題等の懸念があるコバルトを使用せずに高エネルギー密度を実現できる。これは、持続可能な電池技術の開発において重要な特徴だ。
ニッケルマンガン酸リチウム(LNMO)は、高い作動電位により高出力かつ高エネルギー密度を実現できる正極材料だ。しかし、高電位領域で電解液と副反応を起こし、マンガンの溶出やガス発生が懸念されていた。
三井金属は、独自開発の「iconos」を活用し、P-Ta(リン-タンタル)による被覆処理を施すことで、これらの技術的課題を克服することに成功した。iconosを用いた正極材料は、人権問題等の懸念があるコバルトを使用せずに高エネルギー密度を実現できる。これは、持続可能な電池技術の開発において重要な特徴だ。