4－9月売上は24.2％増の1兆1307億円（予想9500億円）、営業利益は8.1％増の963億円（同950億円）、純利益は30.1％増の866億円（同750億円）となった。円安の影響もあり業績上振れとなったが、通期予想は据え置いている。円安が1396億円の増収要因となり、過去最高を更新した。営業利益ベースでは170億円の増益となった。ＨＤＤ用モータは販売数量が減少したが、ＩＴ用ファンモータ、高効率の家電用モータは堅調。車載部門ではイーアクスルが増収となったが、開発費が先行し、34.5％減益の54億億円となっている。

想定為替レートは、対米ドルでは110円、対ユーロでは125円として変更せず、配当予想についても、期末配当予想を35円、年間配当予想を70円として変更しない。

なお、自己株式の取得においてインサイダー取引の疑いがあると報道した東洋経済新報社に対して、損害賠償、記事削除及び謝罪広告等を求めて民事訴訟を提起した。