西日本地盤の総合建設コンサル企業で、国土強靭化を背景とした防災・減災関連業務が堅調に推移している。官公庁からの受注が多く、橋梁点検や測量にも強い。7月決算銘柄で売上は153億円、営業利益は9億2000万円、純利益は6億7000万円を計画している。配当は7月期末一括で16円を予定している。自己資本比率は81.1％と高く、無借金で財務内容も良い。新型コロナによる行動制限が緩和されており、「四国水族館」などの水族館運営事業や「エイブルスポーツクラブ」などのスポーツ施設運営事業が復調している。

株価に派手さはないが、薄商いながら日足は常に下ひげを伴っており、買い需要が継続しているようだ。下値は480円程度と見られる。