注目銘柄
2020/11/5 17:14
(4543) テルモ 通期営業利益を5.9%上方修正
テルモは通期営業利益を850億円から900億円と5.9%上方修正した。第2四半期の新型コロナウイルスの影響が小さく、想定を上回った。また、下期以降の医療需要の回復は8月時点の見通しより緩やかになると想定し、情勢変化に応じた費用抑制を追加で織り込んだ。
また、2021年3月期第2四半期(4-9月)の営業利益は29.3%減の418億円となった(4-6月は38%減)。
セグメント別では、心臓血管カンパニーの利益は32.1%減の320億円(4-6月は49.2%減)。日本ではECMOなどがけん引するも新型コロナウイルスの影響で大きく減収。海外では米州ではカテーテル事業への影響が大きかった。一方、第1四半期に延期されていた症例の一部が第2四半期で行われたことから、海外で需要が回復した。
ホスピタルカンパニーの利益は6.9%減の117億円(4-6月は1.3%減)。日本では麻酔用鎮痛剤や感染対策関連商品がけん引。海外ではアライアンス事業の製薬企業との提携ビジネスが拡大した。
血液・細胞テクノロジーカンパニーの利益は32.8%増の88億円(4-6月は47.7%増)。日本では血液需要が減少。海外では成分採決装置の新ソフトウェアや新型コロナウイルスの回復期血漿の需要が増加した。
テルモの株価は50円高の4011円で推移している。
また、2021年3月期第2四半期(4-9月)の営業利益は29.3%減の418億円となった(4-6月は38%減)。
セグメント別では、心臓血管カンパニーの利益は32.1%減の320億円(4-6月は49.2%減)。日本ではECMOなどがけん引するも新型コロナウイルスの影響で大きく減収。海外では米州ではカテーテル事業への影響が大きかった。一方、第1四半期に延期されていた症例の一部が第2四半期で行われたことから、海外で需要が回復した。
ホスピタルカンパニーの利益は6.9%減の117億円(4-6月は1.3%減)。日本では麻酔用鎮痛剤や感染対策関連商品がけん引。海外ではアライアンス事業の製薬企業との提携ビジネスが拡大した。
血液・細胞テクノロジーカンパニーの利益は32.8%増の88億円(4-6月は47.7%増)。日本では血液需要が減少。海外では成分採決装置の新ソフトウェアや新型コロナウイルスの回復期血漿の需要が増加した。
テルモの株価は50円高の4011円で推移している。