メドレーの2020年12月期第2四半期(1-6月)の経常利益は4.53億円となった。通期は96.2％増の3.5億円～264.5％増の6.5億円を計画している。

人材プラットフォームは採用プロセスの遅延などの影響を受けるも、緊急事態宣言解除ごの6月から復調。医療プラットフォームではオンライン診療の時限的措置である初診解禁の事務連絡発出で導入件数が大幅に増加したことが寄与した。

セグメント別では、人材プラットフォーム事業の営業利益は14億円。緊急事態宣言による面接設定の遅延や入職延期などの影響を受けるも、解除後には復調した。

医療プラットフォーム事業の営業利益は▲2.53億円。クラウド診療支援システムCLINICSの利用医療機関数が66％増の1900件を突破した一方、新規利用医療機関の獲得や機能充実に向けた成長投資などを積極的に実施。オンライン服薬指導支援システムの先行投資も実施した。

メドレーの株価は285円高の3570円で推移している。