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    決算 2020/4/9 20:03
    (8905) イオンモール 20年2月期経常利益は7.5%増
    イオンモールの2020年2月期経常利益は7.5%増の561億円となった。営業収益から各利益ともに過去最高実績となった。

    セグメント別では、日本の利益は横ばいの524億円。既存モールで4モールの増床と11モールのリニューアルを実施。増床とリニューアルによる集客強化やハピネスモールの取組による新顧客層の取り込みを推進した。

    中国の利益は56億円(前期は▲4億円)。既存17モールの専門店売上が2桁水準の伸び率で推移。集客力の向上で優良専門店誘致や有利なリーシング条件での契約が可能になるなどメリットの享受が進む。

    アセアンの利益は268%増の26億円。ベトナムでは急速な経済発展に伴うマーケットニーズの変化に対応した取り組みを推進。インドネシアでは2020年度にオープン予定の3号店、4号店のオープン準備を推進した。

    2021年3月期の業績予想は未定としている。新型コロナウイルスの影響で合理的な算出が困難となっている。中国とアセアンは、成長ドライバーとして利益拡大のステージに入っており、ベトナムで1モール、インドネシアで2モールの新規オープンを計画する。日本では、2モールの新規オープンと既存モールで2モールの増床、8モールのリニューアルを計画する。

    新型コロナウイルスの影響では、一部モールでの臨時休業や専門店賃料の減免などを実施している。

    イオンモールの株価は16円高の1276円で推移している。

株式情報更新 (11月22日)


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