注目銘柄
2020/6/4 08:26
(4061) デンカ エボラウイルス迅速診断キットの国内製造販売承認なら、WHO緊急承認プログラムの取得を目指す
「アビガン」原料のマロン酸ジエチルの出荷が始まり、短期的な期待材料としては新型コロナ簡易検査キットの開発と、エボラウイルス迅速診断キットの国内製造販売承認となる。国立感染症研究所と共同開発しているイムノクロマト法による簡易検査キットは、インフルエンザやノロウイルス検査並みの5分から15分程度の迅速さが期待され、一般の医療施設でも使用が可能となる。2月13日に開発に着手し、3月24日には2-3ヶ月内に試作品を完成させると発表したことから、そろそろタイミングと見られる。
インフルエンザの迅速診断キットでは国内のトップメーカーであり、新型コロナウイルスの簡易検査キットでも十分な供給体制を構築できる。
またWHOがコンゴでエボラ出血熱の流行を宣言したことで、関連銘柄となる可能性もある。約10分で判定できるエボラウイルス迅速診断キットの国内製造販売承認を4月10日に申請している。コンゴには2017年から試作品を無償提供しており、有用性が確認されていることから、日本の承認後はWHO緊急承認プログラムの取得を目指し、アフリカ諸国が正式採用する可能性が高い。
インフルエンザの迅速診断キットでは国内のトップメーカーであり、新型コロナウイルスの簡易検査キットでも十分な供給体制を構築できる。
またWHOがコンゴでエボラ出血熱の流行を宣言したことで、関連銘柄となる可能性もある。約10分で判定できるエボラウイルス迅速診断キットの国内製造販売承認を4月10日に申請している。コンゴには2017年から試作品を無償提供しており、有用性が確認されていることから、日本の承認後はWHO緊急承認プログラムの取得を目指し、アフリカ諸国が正式採用する可能性が高い。