スズケンは、2020年5月11日、4月28日に資本業務提携したUbieが開発した新型コロナウイルスに対応した医療機関向け問診サービス「AI問診 Ubie」を共同展開すると発表した。

「AI問診 Ubie」は、紙の問診票のかわりにタブレットを活用した医療機関向け問診サービス。約5万件の医学論文から抽出されたデータに基づき、約3500種類の質問データからAIが最適な項目を抽出し、20個前後の質問を表示する。

新型コロナウイルスへの対応として、来院前の問診を医療機関のホームページ上から提供可能とし、来院直後や院内での感染の疑いに応じたトリアージをサポートする機能を追加した。患者の受診行動の各タイミングに応じた問診可能で、医療機関は院内感染のリスクを抑えながら外来機能を維持することが期待できるとしている。

スズケンの株価は120円安の3975円で推移している。