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    NTTと三菱商事が、欧州デジタル地図大手「ヒア」へ共同出資
    NTTと三菱商事が、欧州デジタル地図大手「ヒア」へ共同出資する。出資額は1000億円規模で、ヒア株の3割取得を目指す。ヒアは世界200カ国・地域の地図情報を持ち、欧州カーナビのシェアは8割を持つ。2020年にも日本でサービスを開始する予定だが、NTTドコモは衛星測位システムを利用して、誤差数センチメートルの測位を可能にする位置情報サービス「GNSS位置補正情報配信基盤」を10月1日から開始している。

    日本の準天頂衛星システム「みちびき」や、主要国が打ち上げている位置情報衛星からの信号を利用して、精密な測位を可能にするサービスで、コマツが正式採用する。地上の基準点は国土地理院が設置している1300カ所の電子基準点を利用するが、NTTドコモ独自の基準点も設置する。ヒアへの出資は、5G時代をにらみ、自動運転車、宅配ドローンなどへの展開の布石と見られる。GNSS測位はNTTネットワーク基盤技術研究所が開発した。

株式情報更新 (11月25日)


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