「CEATEC 2019」で、村田製作所が開発した業界最高水準の電池容量を持つ全固体電池が経済産業大臣賞を受賞した。これまで製品化されている全固体電池は、電池容量が1mAh以下のものが多いが、村田は最大25mAhの製品開発に成功した。長時間の利用が前提とされるワイヤレスイヤホンなどの耳に装着するヒアラブル機器や
IoT機器での利用を想定している。2017年にソニーから電池事業を譲り受け、村田のセラミックス関連材料と融合させて、一般的な
リチウムイオン電池と同等の充電サイクル寿命を実現している。