帝人からフィルム事業を100億円で買収
東洋紡はフィルム事業を成長分野と位置づけ、事業拡大を進めている。工業フィルムは採算も良く、さらなる事業拡大のために帝人のインドネシア子会社を買収する。帝人はデュポン社から日本とインドネシア事業を買収してきたが、グループの経営資源の最適配分の観点から売却を決定した。
TFS(帝人フィルムソリューション)の売上は260億円、営業利益は13億円。インドネシアのITFSの売上は2500万ドル(約27億円)で営業利益はトントン。譲渡価格は100億円の予定となっている。東洋紡の株価は10円高の1230円。