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2019/4/12 09:58
(6506) 安川電機 減収減益予想で株価下落も、下げ渋り
前2月期売上は4746億円、営業利益は497億円、純利益は411億円となった。会社計画はそれぞれ4820億円、530億円、455億円で、下方修正した業績予想を下回る結果となった。第4四半期の12-2月期を切り出すと、売上は1137億円、営業利益は81億円、純利益は32億円に過ぎず、急激に落ち込んでいる。小笠原社長は「受注は第4四半期(12-2月期)に確実に底を打った」と明言し、今期は「巡航速度に戻る」との見方を示した。前期は下方修正を2度しているが、今期は下方修正をしないように保守的な見方での計画ではないと強調した。
今期売上は2%減の4650億円、営業利益は6.6%減の465億円、純利益は15%減の350億円と、減収減益の計画としている。依然として12-2月期の影響が残るような業績予想で、楽観視は出来ない。会社側の底打ち根拠には疑問符がつく。年後半からは5G関連の投資が活発化すると見られるが、スマホの落ち込みをカバーできるかは不透明。発行済み株式総数の0.76%にあたる200万株、90億円の自社株買いも力不足か。
安川電機の株価は55円安の3855円。
今期売上は2%減の4650億円、営業利益は6.6%減の465億円、純利益は15%減の350億円と、減収減益の計画としている。依然として12-2月期の影響が残るような業績予想で、楽観視は出来ない。会社側の底打ち根拠には疑問符がつく。年後半からは5G関連の投資が活発化すると見られるが、スマホの落ち込みをカバーできるかは不透明。発行済み株式総数の0.76%にあたる200万株、90億円の自社株買いも力不足か。
安川電機の株価は55円安の3855円。