国立情報学研究所が
量子コンピューターの試作機を開発し、無償の利用サービスを始めることは昨日朝日新聞が報じていたが、NTTが詳細を公表した。NTTには物性科学基礎研究所内に量子光制御研究グループがあり、内閣府が推進する革新的研究開発推進プログラムへ参加している。
これまでの実験装置から長時間安定的に動作する
量子コンピューター装置を開発し、ユーザーがインターネットを介して利用出来る
クラウドシステムを開発した。一般に開放することで、アプリケーション開発が活発化することが期待される。カナダのD-Waveが先行しているが、文科省は10年間で300億円を投じ、
量子コンピューターの実用化を推進する。