（8227）しまむらは、2025年2月期第3四半期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比3.8％増の4,978億円、営業利益は2.0％増の466億円、経常利益は2.1％増の477億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1.7％増の336億円となった。

国内消費環境は、消費支出の減少や節約志向の根強さが見られる中、同社はPB（プライベートブランド）とJB（共同開発ブランド）の強化を進めた。「ヘビロテシリーズ」や「FIBER HEAT」シリーズなどの人気商品が売上を牽引した。また、広告戦略の見直しや特価商品の拡充も集客増に寄与した。

事業別動向
　しまむら事業: ブランド力を強化し、売上高は前年比3.2％増の3,710億円。
　アベイル事業: トレンド商品やコラボ企画の成功により、6.3％増の501億円。
　バースデイ事業: ハロウィンやクリスマス企画が好調で、5.0％増の586億円。