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    工作機械受注、11月は前月比2.6%減の1193億円
    日本工作機械工業会が発表した2024年11月の工作機械受注額は、前月比2.6%減の1193億円となった。前年同月比では3.0%増となり、緩やかな回復基調が続いている。

    内需は343億円で前月比2.6%増、前年同月比5.0%増となった。国内製造業の設備投資意欲が徐々に高まっていることがうかがえる。一方、外需は850億円で前月比4.6%減となったものの、前年同月比では2.2%増加した。世界経済の不透明感が続く中、海外からの需要は底堅さを維持している。

    2024年1月から11月までの累計受注額は1兆3420億円で、前年同期比1.3%減となっている。内需が8.4%減少する一方、外需は2.1%増加しており、海外需要が全体を下支えしている構図だ。

    工作機械受注は製造業の設備投資動向を示す先行指標として注目されている。今回の結果は、国内外の景気に明るい兆しがあることを示唆しているが、世界経済の不確実性が依然として高いことから、今後の動向を注視する必要がある。

株式情報更新 (2月6日)


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