リンガーハットの2025年2月期11月度の月次情報が発表された。全店舗の売上高は前年同月比107.8％と堅調な伸びを示した。客数は100.8％と微増だったが、客単価が107.0％と上昇し、売上高の増加に寄与した。純既存店でも、売上高は107.8％と全店と同様の伸びを記録した。

リンガーハット事業は特に好調で、売上高は前年同月比109.2％を達成した。客数が101.7％、客単価が107.4％とともに増加し、バランスの取れた成長を見せている。

一方、とんかつ事業も回復の兆しを見せ、売上高は前年同月比101.8％となった。客数は95.1％とやや減少したものの、客単価が107.0％と上昇し、売上高の増加につながった。

11月までの累計実績では、全店の売上高が前年同期比107.2％、客数が99.4％、客単価が107.8％となっている。リンガーハット事業の累計売上高は108.9％と好調を維持している一方、とんかつ事業は99.8％とほぼ前年並みの水準だ。

11月末時点の総店舗数は652店舗で、内訳はリンガーハット564店舗、とんかつ85店舗、その他3店舗となっている。